給水管及排水管が白ガス管継手部分などの仕様になっている給水管は老朽化により錆びの発生が内部で発生してきますので、 築15年~18年位の時期に適切な工法で改修工事が必要になってきます。
給水管を診断する主な方法は、給水管の内部を内視鏡で診断して内部の状況を把握する方法と、給水管の一部を抜管して診断する方法が有ります。 出来る両方法にて診断することをお勧めしております。
内視鏡で内部診断
給水管エルボ部分の抜管
給水管の改修工法には大きく分けて、2種類ありますが、当社ではそのマンションに合った工法をお勧めしています。
給水管更正工事
- 1.ライニング工法
- 給水管内部の錆びを落とし、新たにエポキシ樹脂を管内に塗布する工法です。
- 2.脱気工法
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- 機械式
- 赤錆が発生する原因となる水中の酸素を取除いて赤錆の発生を抑える工法、機械式的方法により除去
- 膜式
- 赤錆が発生する原因となる水中の酸素を取除いて赤錆の発生を抑える工法、高分子膜を利用
給水管更新工事
給水管更新工法は既存の配管を使わず新規に配管をひき直す工法です。
(但し、共用部分(専有も一部分)露出配管になる場合があります。
排水管更新工事
給水管同様、既存配管を使わずに新規に配管をひき直す工法です。
排水管更正工事
給水管同様、既存配管を使わずに新規に配管をひき直す工法です。
- 排水管ライニング工法
- 給水管同様、既存配管内を研磨清掃後、エポキシ材(縦管はガラス繊維を混合したチューブ)をライニングする工法です。
給水ポンプ・排水ポンプ
既存と同程度の能力の物を交換時期にご提案いたします。(オーバーホールなども順次ご提案しております。)
交換前
交換前
高置水槽・受水槽
容量は既存と同程度の物で、FRP製、新耐震仕様架台は溶融亜鉛メッキ仕様などを、順次交換時期に交換をご提案しております。
受水槽〜直結増圧ポンプに交換
入水層を廃止して直結象圧ポンプシステムに変更することにより、メンテナンス費用及び、受水槽跡地の有効活用などが考えられますので、随時ご提案しております。
既存受水槽
受水槽撤去後
増圧ポンプ設置