ピアノの音とか、人が飛び跳ねる音とかの騒音にはどのように対処したらよいですか?
マンションにおける様々な問題の中でも、騒音に関することは頭の痛い問題です。受忍限度を超えた騒音であれば最終的には損害賠償を請求できますが、先ず管理組合の理事会に相談されることが良いでしょう。管理組合によってはフローリングの規制やピアノの音に対して規約を作ってる所もあります。
最近水の出が悪いし、錆の混じった赤い水がでるようになりました。どうしてこんなことが起きるのですか?
またもとのきれいな水にするにはどうしたら良いのですか?
築年数の古いマンションは大体ご質問のような現象が起きています。
給水管は築16年頃になると管の内側が錆で腐食したり、錆コブができて管が閉塞したりして、赤水の発生と水量不足が生じます。原因は給水管が鉄管のものは、水道水中の酸素と鉄が反応して錆が発生する為です。
これを直すには様々な方法が考えられますが、よく行われる工法は給水管ライニング工法と脱気工法及び新管に取り替える工法が一般的な工法です。それぞれー長ー短がありその時期が来たら、管理組合でよく検討して実行することが大切と考えられます。
最近ピッキングによる泥棒行為が頻繁に起こっているということで、玄関扉に補助錠を取り付けたいと思っていますが、管理組合の許可はいるのですか?
玄関扉本体は共用部分ですが、鍵自体は所有者のものです。ですから元からついている錠前は専有部分ですが、新に補助錠をつける場合は玄関扉をいためますので管理組合の許可が必要であると思われます。
ですが防犯上の問題でもある事なので、一般的には認めている管理組合が多いようです。
玄関の錠をイタズラで壊されました。玄関ドアは共用部分と聞いていましたので管理組合(管理会社)へ修理をお願いしたのですが、費用は個人負担との返事でした。納得できないのですが・・・
ご指摘の通り、玄関ドア本体は、通常管理規約で共用部分と定められています。
しかしながら錠については、専有部分となっており、錠(鍵も含む)の交換・修理の費用は区分所有者の負担と決められています。
したがって、所有者は外観を変更しなければ錠を自由に交換することが出来ます。
ドアについても外観に影響のない内側部分の塗装を変更することは可能ですが、ドア本体を替えたり、外側を塗装することは出来ません。
私の部屋の玄関扉(鉄製)の内側の面が汚くなったので塗装したいのですが、玄関扉は共用部分と聞いたので、組合の許可が必要なのでしょうか?
玄関扉は内側の表面仕上を除いて共用部分です。逆に言えば内側の表面は専有部分です。ですから管理組合の許可を得なくても塗装することは可能です。